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【オーダースーツ大阪】生地は季節を描くキャンパス
この3連休は天候にも恵まれ行楽日和でしたね。
紅葉狩りにでかけられた方も多いのではないでしょうか?
弊店はおかげさまで3日ともお仕事をさせていただくことになりましたが、今日はお昼過ぎまで京都某所へ紅葉狩りに行く事ができました。
暖かい日差しを浴びて赤や黄色に染まった葉がとても美しく、日本に生まれて良かった…そう思わせてくれる時間でした。
この光景を見て改めて感じた事があります。
『私達が扱う生地(特にツイード生地)の中には季節の色彩が凝縮されている』
ということ…
イギリスで生産されるツイード素材には、オレンジや緑、茶色と言った色彩が多く使われます。
これらは、イギリスで見られる夕日の「オレンジ」、どこまでも続く草原の「緑」、「茶褐色」の大地の色…
日本の着物に目を向けるとより具体的に季節毎の風景が描かれていますね。
イタリアの生地に明るい色が多いのもその影響でしょう。
イギリスに比べ日差しが強く、色鮮やかな大地…
自然によって与えられた影響が、テキスタイルデザイナーの感性を刺激し、その土地土地の色彩がそのまま生地の上に表現されている…
そう考えると、
やはり秋には秋らしい色のジャケットを…
春には春らしい色のジャケットを…
羽織りたくなりますよね。
同じ紅葉を見るのも、こんなことを考えながら眺めるとまた楽しいですよ♪
私だけかな…
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