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【オーダースーツ大阪】意味を考えると楽しさ2倍!?
今回ご紹介するのは年間に数着しかお受けしないレディースのオーダー。
レディースのハンティングジャケットです。
ブラウンベースに明るいオレンジのチェックがとても素敵な英国WilliamBillのツイードをを使って仕立てた一着。
今季、弊店が今季のコレクションとして仕立てたジャケットをご覧になられ、とても気に入って下さりほぼほぼ同じデザインでのオーダーとなっております。
【AlberoAlto2014AWコレクション】
今ではちょっと珍しい「バルカラー」という衿型を採用し、
腰ポケットを大きなボックスポケット、
サンプルにはガンパッチ(右肩)とエルボーパッチ(両肘)をあてていますが、お客様はガンパッチのみを。
さて、この右肩にあてられたレザーのガンパッチ、なんの為にこんなことになっているかご存知ですか?
そのままと言えばそのままなのですが…
狩りをする際、銃を肩にあてて構える訳なのですが、銃とジャケットが擦れて破れの原因になったりする訳です。
そこで、ジャケットを護るためにレザーをあてたのです。
つまり、ただのデザインだけの話ではなく実用面を考えたちゃんとした理由があるんですね!
私もこれまで数多くの衣服を見てきました。
古い歴史書にしか出てこないような服から、現代の気鋭なデザイナーによってデザインされた服まで…
これらを見てきて気付くのは、
「単純に意匠性だけで機能的・実用的に意味のなさないものは一時的な流行で終わってしまう」
ということです。
裏を返せば、
「意味のあるデザインは時代を越えて愛され継承されていく」
ということ。
こうして、1着の服でもそれぞれの意味を考えて着て見るとファッションがまた少し楽しくなるかもしれませんね♪
それにしてもこのジャケット、ホントにいいわ〜
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